結婚相手の理想の職業ランキング2026|1位は会社員、肩書より働き方
婚活をしていると、プロフィールの「職業」の欄がどうしても気になってしまいますよね。「やっぱり公務員が人気なの?」「看護師や会社員はどう見られている?」と、ランキングが気になる方も多いと思います。
そんななか、婚活イベント情報サイト「オミカレ」を運営する株式会社オミカレが、2026年10月20日に「結婚相手の理想の職業・働き方」に関する婚活実態調査の結果を発表しました。婚活中の男女810名に聞いた最新のランキングです。
この記事では、調査で分かった男女別の「理想の職業ランキング」と、その裏にある「肩書きよりも働き方を見る」という変化を、私なりに整理してみました。これから婚活を始める方や、プロフィールの書き方に迷っている方の参考になればうれしいです。
結婚相手の理想の職業ランキング2026|調査の概要
まずは、今回の調査がどんな人を対象にしたものなのかを確認しておきましょう。
| 調査名 | オミカレ婚活実態調査(結婚相手の理想の職業・働き方編) |
|---|---|
| 調査期間 | 2026年9月15日〜9月29日 |
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 対象 | 「オミカレ」会員の婚活中の男女 |
| 有効回答数 | 810名(男性331名・女性479名) |
| 年代 | 20代41名、30代192名、40代232名、50代261名、60代以上84名 |
回答者は40代・50代が多めなので、20代の婚活とは少し感覚が違う部分もあるかもしれません。そのぶん、年代別の結果も出ているので、あとで詳しく見ていきますね。
女性が選ぶ「結婚相手(男性)の理想の職業」ランキング
女性が男性に求める職業のランキングは、次のとおりでした。
| 順位 | 職業 | 割合 |
|---|---|---|
| 1位 | 会社員 | 39.6% |
| 2位 | 公務員 | 33.9% |
| 3位 | 士業(弁護士・税理士など) | 14.0% |
| 4位 | 自営業 | 12.5% |
1位・2位は、堅実なイメージのある会社員と公務員。リリースでは、3位以下の士業や自営業が選ばれていることから、自分の力で稼ぐ力や専門性を持つパートナーへの信頼感もうかがえる、としています。
また、公務員は地方自治体で若い世代を中心に「なり手不足」が課題になっている一方で、婚活の場では根強い人気がある、という「ねじれ」にも触れられていました。
女性が男性の職業を選んだ理由
女性が理想の職業を選んだ理由で多かったのは、「雇用の安定性」が35.3%、「収入の多さ・高年収」が25.6%でした。結婚後の暮らしを長く続けていくうえで、まずは安定を大切にしたい、という気持ちが表れている結果だと感じます。
男性が選ぶ「結婚相手(女性)の理想の職業」ランキング
一方、男性が女性に求める職業の上位は次のとおりです。
| 順位 | 職業 | 割合・前回との比較 |
|---|---|---|
| 1位 | 看護師 | 21.5%(2019年の調査から変わらず1位) |
| 2位 | 会社員(OL、事務など) | 20.6%(前回6位から急上昇) |
注目したいのは、順位を下げた職業です。キャビンアテンダントは4位から6位に、アナウンサー・メディア関連は5位から9位に下がりました。いわゆる「華やか」なイメージの職業が後退し、身近な会社員が2位に上がってきたのが今回の大きな変化です。
男性が女性の職業を選んだ理由
男性が理由に挙げたのは、「家事や育児との両立のしやすさ」が19.8%、「雇用の安定性」も19.5%でほぼ並びました。「収入の多さ」は4.5%にとどまっています。
ちなみに「華やかさ・イメージの良さ」を理由に挙げた人は、男性11.5%、女性1.7%でした。男性のほうがイメージを気にする人が多いものの、それでも1割ほど。全体としては、見た目の肩書きより、暮らしやすさを重視する人が多いことが分かります。
肩書きより「働き方」|相手に求めるポイント
今回の調査でいちばん印象に残ったのが、「相手の働き方で重視するポイント」の結果です。
- 女性が男性に求めること:「残業が少なく休日がしっかり取れるか」46.5%(全体で最多)
- 男性が女性に求めること:「共働きへの理解があるか」39.9%(全体で最多)
女性は「一緒に過ごせる時間があるか」、男性は「ふたりで働いて家計を支えられるか」を見ている、ということですね。どちらも、結婚後の毎日の生活を具体的にイメージしているからこその答えだと思います。
年代別に見ると、20〜30代は「育休への理解」を重視
年代別の結果を見ると、世代による違いがはっきり出ていました。
| 重視するポイント | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
|---|---|---|---|---|---|
| 育休取得への理解や実績 | 51.2% | 47.9% | 18.3% | 5.4% | 4.9% |
| 共働きへの理解 | 56.1% | 44.7% | 40.6% | 25.5% | 23.2% |
| 転勤・海外赴任がない | 34.1% | 38.9% | 24.9% | 17.0% | 12.2% |
| 残業が少なく休日が取れる | 29.3% | 30.5% | 39.7% | 38.6% | 37.8% |
20〜30代では、育休取得への理解や実績を重視する人が約半数。リリースでは、若い世代ほど「ワンオペ育児を避け、ふたりで子どもを育てる」という意識が強いと分析しています。40代以降になると、残業の少なさや休日の取りやすさを重視する人の割合が高くなっていました。
国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」をもとにしたレポートでも、女性が結婚相手の男性の「家事・育児の能力や姿勢」を重視する割合が、前回調査から10ポイント以上増えたことが紹介されています。今回の婚活調査の結果とも、同じ流れにあると言えそうです。
「職業にこだわらない」人は全体の57.6%
ここまでランキングを見てきましたが、実は、結婚相手の職業に「こだわらない」と答えた人が全体の57.6%と、半数を超えていました。男女別では、男性71.2%、女性48.3%です。
リリースでは、職業名そのものよりも、実際の働き方や生活スタイルが合うかどうかを重視する傾向がある、とまとめています。ランキングはあくまで「選ぶとしたら」という目安で、多くの人は肩書きだけで相手を決めているわけではない、ということですね。
婚活で「働き方の相性」を確かめる3つのコツ
調査の結果をふまえて、婚活中に意識しておきたいポイントを、私なりに3つにまとめました。
1. プロフィールには「働き方」をひとこと添える
「会社員」「公務員」といった職業名だけでは、相手は休日や残業の様子までイメージできません。「土日休み」「残業は少なめ」「在宅勤務あり」など、働き方が分かるひとことを添えておくと、相手も自分との相性を想像しやすくなります。調査で多くの人が重視していたのが、まさにこの部分でした。
2. 早めの段階で「結婚後の働き方」を話しておく
共働きを続けたいか、転勤の可能性はあるか、子どもができたら育休をどう取りたいか。こうした話は、言い出しにくくて後回しにしがちですよね。でも、20〜30代の約半数が育休への理解を重視しているように、相手にとっても大切なテーマです。何度か会って打ち解けてきたら、「将来こんなふうに働きたいと思っている」と、自分の考えから話してみるのがおすすめです。
3. 「肩書きのイメージ」だけで判断しない
同じ会社員でも、働き方は会社や部署によってまったく違います。逆に、ランキング上位ではない職業でも、休日がしっかり取れたり、家事に積極的だったりする人はたくさんいます。職業名で最初から候補をしぼりすぎず、「その人がどう働いて、どう暮らしたいか」を見ていくと、出会いの幅が広がりそうです。
婚活の考え方を整理したい人におすすめの1冊
「出会いはあるのに、なかなか決められない」と感じている方には、マッチングアプリ「Dine(現D³)」の創業者・上條景介さんの初の著書『なぜ出会いは増えたのに結婚できないのか』(光文社)も参考になりそうです。2026年10月14日に電子書籍、10月21日に紙の書籍が発売され、価格は1,980円(税込)と発表されています。
出版社のリリースによると、アプリで蓄積されたデータや国内外の統計をもとに、選択肢が多いからこそ相手を選べない理由や、「選ぶ技術・選ばれる技術」について解説した内容とのこと。マッチングアプリの仕組みや初デートの考え方、結婚後の暮らしまで章立てされています。
まとめ|理想の職業は「安定」と「一緒に暮らせる働き方」
オミカレの最新調査から分かったポイントをまとめます。
- 女性が選ぶ男性の理想の職業は、1位会社員(39.6%)、2位公務員(33.9%)
- 男性が選ぶ女性の理想の職業は、1位看護師(21.5%)、2位会社員(20.6%)。華やかな職業は順位を下げた
- 女性は「残業が少なく休日が取れるか」、男性は「共働きへの理解」を最も重視
- 20〜30代は約半数が「育休取得への理解や実績」を重視
- 職業に「こだわらない」人は全体の57.6%
ランキングを見ると職業ばかりが気になってしまいますが、調査が教えてくれているのは、「どんな肩書きか」よりも「ふたりでどんな毎日を送れるか」が大切にされている、ということでした。これから婚活をする方は、職業名だけで判断せず、働き方や暮らし方の相性にも目を向けてみてくださいね。
出典:
株式会社オミカレ「【結婚相手の理想の職業ランキング】堅実な公務員・会社員がTOP2。”華やか”職種は後退、定時退社や育児両立…肩書よりも働き方を重視する時代|婚活実態調査」(PR TIMES、2026年10月20日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000302.000020019.html
上條景介『なぜ出会いは増えたのに結婚できないのか』発売のお知らせ(PR TIMES、2026年10月14日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000029035.html
第一生命経済研究所「独身男女が希望するライフコースの変化」(国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」をもとにしたレポート)https://www.dlri.co.jp/files/ld/241446.pdf





