寝るときの靴下はダメ?つま先なしを選ぶ理由と2026秋の新作2選
朝晩の冷え込みが強くなってくると、布団に入っても足先が冷たくて、なかなか寝つけない…という夜が増えてきませんか。「靴下を履いて寝たいけれど、寝るときの靴下はよくないって聞いたことがある」と迷っている方も多いと思います。
そんななか、2026年秋には“つま先を出す”タイプの、寝るとき用の靴下・サポーターの新商品が相次いで発表されました。この記事では、寝るときの靴下がダメと言われる理由と、選ぶときに気をつけたいポイント、そして新作2アイテムの特徴を、公式の発表をもとにまとめました。
なお、冷えや不眠が長く続く場合や、強い症状がある場合は、自己判断せずに医療機関に相談してくださいね。
足が冷えて眠れない人は多い|調査データ
まずは、どれくらいの人が足の冷えに悩んでいるのかを見てみましょう。株式会社シービージャパンのプレスリリースでは、養命酒製造株式会社の「冷えに関する意識・実態調査2025」(2025年10月、全国の20〜79歳の男女1,000人が対象)が紹介されています。
- 自分を「冷え症だと思う」人:42.3%(女性に限ると57.6%)
- 冷え症を自覚する人のうち「暖房をつけても足がずっと冷たい」:44.4%
- 同じく「布団が冷たくてなかなか眠れない」:32.4%
女性の半数以上が冷え症を自覚していて、その3人に1人ほどが「布団が冷たくて眠れない」と感じている、という結果です。寒い季節の寝つきに悩んでいるのは、決して自分だけではないんですね。
寝るときの靴下はダメ?と言われる理由
「寝るときに靴下を履くのはよくない」という話を耳にしたことがある方も多いと思います。よく挙げられるのは、次のような点です。
- 熱や汗がこもりやすい:足を完全に覆うと、寝ている間にかいた汗や熱の逃げ場がなくなり、蒸れて不快に感じることがある
- 締め付けが気になる:履き口のゴムがきつい靴下だと、足首まわりが締め付けられて寝心地が悪くなることがある
- 汗で冷えることも:蒸れた汗が冷えて、かえって足先が冷たく感じる場合がある
つまり、「靴下そのものがダメ」というよりも、“昼間用の靴下をそのまま履いて寝る”ことで起きやすい困りごとがある、ということなんですね。そこで最近増えているのが、つま先を出したり締め付けを抑えたりした、寝るとき専用のアイテムです。
ベッドソックスについての研究も
シービージャパンのリリースでは、2018年に発表された研究(Ko Y, Lee JY、Journal of Physiological Anthropology)も紹介されています。気温23℃の環境で、若年男性6人がベッドソックスを履いた場合、履かない場合と比べて寝つくまでの時間が平均7.5分短く、合計睡眠時間が32分長かったという内容です。
ただし、対象は6人と少なく、条件も限られた研究です。「靴下を履けば誰でもよく眠れる」と言い切れるものではないので、ひとつの参考として受け止めておくのがよさそうです。
寝るとき用の靴下を選ぶ4つのポイント
「ダメ」と言われる理由をふまえると、寝るときに使うなら次のポイントを意識して選ぶのがおすすめです。
1. つま先が開いた「トゥーレス」タイプを選ぶ
熱や汗のこもりが気になる方は、つま先を出すタイプが選択肢になります。足首まわりは包みつつ、つま先から熱や汗を逃がしやすい形です。
2. 履き口がゆったりしたものを選ぶ
締め付けが苦手な方は、履き口のゴムが細くきついものより、幅のあるリブやバンドで締め付けを抑えたものが向いています。
3. 素材と季節のバランスを見る
暖かさを重視するならアクリルやウールなど保温性のある素材、蒸れが気になるなら通気性も意識すると選びやすくなります。寝室の温度や布団の厚さによっても快適さは変わるので、「暑すぎない」ことも大切です。
4. 日中用と夜用を分ける
一日履いていた靴下は汗を吸っていることもあるので、寝る前にはき替えるのがおすすめです。「夜用」と決めたものを用意しておくと、習慣にもしやすくなります。
2026年秋の新作|寝るとき用アイテム2選
ここからは、2026年秋に発表された寝るとき用の新アイテムを2つご紹介します。どちらも“つま先を覆わない”タイプです。
tutum「おやすみ温ソックス」(シービージャパン)
生活用品メーカーの株式会社シービージャパンが、2026年9月に発売した寝るとき用のソックスです。2026年10月8日のプレスリリースで紹介されました。
| 商品名 | tutum おやすみ温ソックス |
|---|---|
| 価格 | 1,100円 |
| 素材 | アクリル68%、ポリエステル31%、ポリウレタン1% |
| サイズ | 足底140×丈250mm(目安23〜25cm) |
| 重さ | 75g(両足分) |
| カラー | イエロー×グレー、グリーン×ベージュ、ピンク×ライトグレー、アイボリー×ダークイエローの4色 |
メーカーによると、つま先を開放したトゥーレスタイプで、足首まわりを包みながら、こもった熱や汗を逃がしやすくしたとのこと。履き口には幅のあるやわらかなリブを使い、締め付け感を抑えています。
内側・外側・かかとの3か所には、ツボの位置を示すワンポイントの目印が入っています(メーカーは、疾病の治療や予防を目的としたものではないと注記しています)。履き口とかかとの色を切り替えた配色もかわいらしく、気分が上がりそうです。
ハピレグ Night(YDS)
熊本発の着圧サポーター「ハピレグ」から、おやすみ用の「ハピレグ Night」が2026年10月1日に発売されました。「寝るときにも履きたい」という声に応えて作られたそうです。
| 商品名 | ハピレグ Night(おやすみ用着圧サポーター) |
|---|---|
| 価格 | 3,520円(税込) |
| 素材 | ナイロン80.9%、ポリウレタン19%、ポリエステル0.1% |
| サイズ | フリーサイズ(製品全長約61cm、はき口幅約13cm/平置き) |
| カラー | グレイッシュセージ |
足首から太ももまでを覆うロングタイプで、つま先を覆わないオープントウ仕様。はき口には幅約6cmのバンドを使い、太ももへの食い込みを抑えたとしています。足首から上に向かって圧が弱まる段階着圧で、熊本県芦北町の工場でつくられた国産品です。
なお、公式の発表では、着圧値は測定値であり効果・効能を示すものではない、と明記されています。取り扱いのない店舗もあるので、店頭で探す場合は事前に確認しておくと安心です。
2つの違いをかんたん比較
| おやすみ温ソックス | ハピレグ Night | |
|---|---|---|
| タイプ | 足首まわりを包むソックス | 足首〜太ももの着圧サポーター |
| つま先 | 開放(トゥーレス) | 開放(オープントウ) |
| 価格 | 1,100円 | 3,520円(税込) |
| こんな人に | 足首まわりを温かく包みたい人 | 脚全体を包むはき心地が好きな人 |
足元の冷えが中心なら手に取りやすい「おやすみ温ソックス」、脚全体をすっぽり包みたいなら「ハピレグ Night」と、目的に合わせて選ぶとよさそうです。
靴下と一緒に見直したい、寝る前の過ごし方
寝つきをよくしたいときは、靴下だけでなく寝る前の過ごし方も一緒に見直してみると取り入れやすいです。
- 布団が冷たいときは、寝る少し前に湯たんぽなどで温めておく(低温やけどには気をつける)
- 寝る直前のスマホは控えめにして、照明を少し落とす
- 暑すぎると寝苦しいので、寝室の温度や布団の厚さを調整する
どれも小さなことですが、自分に合う組み合わせを見つけておくと、冬の夜が少し楽になると思います。
まとめ|寝るときの靴下は「つま先」と「締め付け」で選ぶ
- 女性の57.6%が冷え症を自覚し、そのうち32.4%が「布団が冷たくて眠れない」と回答(養命酒製造の調査)
- 寝るときの靴下がダメと言われるのは、蒸れ・締め付け・汗冷えが起きやすいため
- 選ぶなら、つま先が開いたタイプ、履き口がゆったりしたもの、季節に合う素材を
- 2026年秋の新作は「tutum おやすみ温ソックス」(1,100円)と「ハピレグ Night」(3,520円・税込)
「靴下を履いて寝るのは悪いこと」と我慢するより、寝るとき向けに作られたものを選んで、心地よく眠れる方法を探してみてくださいね。
出典:
株式会社シービージャパン「【新商品】足が冷えて眠れない夜に。つま先を開放し、足首からやさしく包む『おやすみ温ソックス』」(PR TIMES、2026年10月8日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000435.000077335.html
株式会社YDS「『寝るときにも履きたい』の声に応えて。熊本発・着圧サポーター『ハピレグ』が、おやすみ用『ハピレグ Night』を新発売」(PR TIMES、2026年10月9日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000124755.html

